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質問
こども性暴力防止法の導入の背景にある、こどもへの性暴力被害と現状は?

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回答

こども性暴力防止法は、こどもへの性暴力被害が今も続いており、教育・保育・福祉・民間教育の現場で予防体制を強化する必要があることを背景に作られました。

添付資料では、令和4年に

  • 少年が主たる被害者となる性犯罪の認知件数が2,776件
  • 児童ポルノ事犯の検挙件数が3,035件
  • 被害児童数が1,487人

とされており、いずれも深刻な水準です。

解説

ポイントは3つです。

1.こどもへの性犯罪は今も発生していること
少年が主たる被害者となる性犯罪の認知件数は、令和2年に2,437件まで下がった後、令和3年2,581件、令和4年2,776件と再び増加しています。

2.児童ポルノ事犯も高水準であること
令和4年は、児童ポルノ事犯の検挙件数3,035件、検挙人員2,053人、被害児童数1,487人でした。添付資料でも、前年より増加したと整理されています。

3.学校だけの問題ではないこと
添付資料では、学校教諭だけでなく、塾講師、児童養護施設職員、放課後等デイサービス職員、保育士など、さまざまな立場で事案が起きていることが示されています。

つまり、こども性暴力防止法は、単に一部の事件に対応する制度ではなく、こどもと関わる事業全体に対して、早期把握・相談・調査・犯罪事実確認・防止措置・情報管理を求める制度として導入されたものです。

グラフはこちらです。(出典:こども家庭庁HP

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