近年、国の補助金制度はデジタル化が進み、多くの申請手続きがオンラインで行われるようになりました。
その際に必要となるのが GビズID です。
GビズIDとは、法人や個人事業主が国の行政サービスをオンラインで利用するための共通アカウントです。
このIDを取得することで、さまざまな行政サービスにログインし、電子申請を行うことができるようになります。
補助金申請においても、このGビズIDが重要な役割を果たしています。
補助金申請は電子申請が基本
以前は、補助金の申請は紙の書類を郵送したり、窓口に提出したりする方法が一般的でした。
しかし現在は、行政手続きのデジタル化が進み、多くの補助金がオンライン申請に移行しています。
オンライン申請を行うことで
- 郵送の手間が不要になる
- 手続きのスピードが向上する
- 行政側の審査も効率化される
といったメリットがあります。
この電子申請を行うためのログインIDとして利用されているのが GビズID です。
補助金申請システム「jGrants」
国の補助金申請では、政府が提供する電子申請システム
jGrants
が利用されています。
jGrantsは、補助金の検索から申請までをオンラインで行うことができるシステムです。
例えば、次のような補助金がjGrantsで申請できます。
- ものづくり補助金
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- 事業再構築補助金
そして、このjGrantsにログインするために必要となるのが GビズID です。
つまり
補助金申請
↓
jGrantsログイン
↓
GビズID
という流れになります。
jGrantsについては別の記事で詳しく解説します。
GビズIDがないと補助金申請ができない場合がある
補助金申請では、GビズIDを取得していないと申請ができないケースがあります。
実務上よくあるのが
補助金の締切直前にGビズIDを取得しようとして間に合わない
というケースです。
GビズIDの発行には通常
1〜2週間程度
かかるため、補助金の公募が始まってから申請しようとすると、締切に間に合わないことがあります。
そのため、補助金の活用を検討している場合は、あらかじめGビズIDを取得しておくことが重要です。
GビズIDは補助金申請の「入口」
補助金申請の手続きをイメージすると、次のような流れになります。
① GビズID取得
② 補助金情報の確認
③ 申請書類作成
④ 電子申請
⑤ 審査
このように、GビズIDは補助金申請の最初のステップになります。
たとえるなら、GビズIDは「行政サービスの入館証」のようなものです。
この入館証がなければ、補助金申請の窓口に入ることができません。
まとめ
補助金申請では、現在多くの制度で電子申請が採用されています。
そのログインに必要となるのがGビズIDです。
また、補助金の電子申請は
jGrantsというシステムを通じて行われることが多く、このシステムでもGビズIDが利用されます。
補助金の公募が始まってから慌てて取得すると間に合わないこともあるため、補助金の活用を検討している事業者は、早めにGビズIDを取得しておくことが重要です。
行政書士としても、GビズIDの取得や補助金申請などの行政手続きのサポートを行っています。
補助金制度の活用や申請手続きでお困りの際は、お気軽にご相談ください。